Dropboxがシェア3割、GoogleDriveなどが1割台で後を追う、有料プランは2割が利用
28日に「Bitcasa Infinite Drive」というオンラインストレージサービスが日本でも開始されました。オンラインストレージサービスというと「Dropbox」「Google Drive」「iCloud」がシェアを占めている中、どんな強みで打ち出してきたのか気になったのでさっそく使ってみました。
Index
費用・利用方法
費用は10GBまで無料、それ以上を利用する場合は約9,800円/年($99/年)が発生します。個人的には外部ストレージで10GBあれば十分ですね。
サービスを利用するにはメールアドレスとパスワード、氏名だけで登録が可能。
登録後すぐにサービスが利用できるようになります。
ブラウザベースでの利用では他のサービスとそれほど差がないと感じました。
Windows・MacのPC向け、Android・iOSのスマートフォン・タブレット向け、Chromeブラウザ向けの3種類のアプリがあります。
自分はMac&iPhoneを持っていないので、WindowsPCとAndroid、Chromeの機能を確認してきます。
PCでの利用
Windows用アプリをインストールすると、デスクトップ上にドライブアイコンが表示されます。
ぱっと見は他のサービスと違いは内容に見えますが、Google DriveのようにPCのディスク上にあるフォルダが割り当てられているのではなく、仮想ドライブとしてクラウド上にあるディスク領域がドライブとして割り当てられています。
つまり、ハードディスク上の容量を一切使わずにストレージ領域が使えるのです!
ただ、これには欠点があります。クラウド上のドライブが割り当てられているため、オフラインの状態ではストレージ内のファイルにアクセスができないのです。
なので、Google Driveのようなオフラインでの利用はできません。
Androidでの利用
Android端末でつかった感想としては他のサービスとあまり差はないという感じでした省略します。
Chromeでの利用
Chrome用アプリをインストールするとツールバーにアイコンが表示されます。
アイコンをクリックしたURL入力欄にダウンロードしたいファイル名を入力するとダウンロードが開始されます。
これってあまり便利じゃない・・・
と思ったら、右クリックで表示されるポップアップメニューにも「Download to Bitcase」が追加されています。
画像の上でクリックしてメニューを選ぶだけで保管されるのでこれは便利です!
まとめ
他にはない仮想ドライブをPCへ割り当てるというのが「Bitcase」の売りですね。
ただ、オフラインでは利用ができないので、モバイル環境で利用するノートPCやタブレットでは注意が必要です。
また、Chrome版ではちょくちょくエラーが発生してダウンロードできないことがあったのと、若干アクセスの遅さを感じました。
プレスリリース直後だったのでみんな試しているせいかな?
現在、API機能は開発中のためまだまだアドオンもなく今後の拡張に期待です。
この記事のトラックバック用URL