スマートフォン開発をしていて意外と手間なのが複数機種でのテストです。
「多分動く」と思っていても機種依存があって動かなかったりと、、、
そこでテストを自動化することで手間を軽減できないかと思い探していると、
「Appium」というモジュールにたどり着きました。
まずは「Appium」を動かす環境の準備についてまとめてみます。
Index
動作環境と検証環境
まずはAppiumの公式サイトは以下のなります。
※日本語もありますが、ドキュメント類はすべて英語です。
Appium公式サイト
サイトに掲載されている推奨環境です。
対象端末と条件
iOS
- 開発環境のOSはMacOS X 10.7 (推奨は10.8.4)
- XCode 4.6.3以上
- Apple Developer Tools(iPhone用SimulatorSDK、コマンドラインツール)
- iOSシミュレーター
Android
- 開発環境のOSはMaxOS X、linux、Windows
- Android SDK API 17以上(一部機能は18以上が必要)
FirefoxOS
- FirefoxOSシミュレイター
- Android SDK API 17以上(一部機能は18以上が必要)
今回自分が検証を行う環境は以下になります。
- OS:Windows7
- Android SDK API 18
- JDK 1.6
※今回はJDKとAndroid SDKのインストールは省略しています。
Node.jsのインストール
AppiumはNode.js上で動作します。
なのでNode.jsをインストールする必要があります。
Node.jsのインストール
以下公式サイトからWindows用のインストーラーをダウンロードします。
Node.js公式サイト
インストーラーは普通にインストールすれば問題ありません。
Node.jsのインストール確認
インストール完了後にコマンドプロンプトから以下を入力してバージョンが表示されれば完了です。
> node -v
v0.10.24
Appiumのインストール
次にAppiumをインストールします。
Appiumのインストール
node.jsをインストールするとnpmもインストールされているので、
以下のコマンドにてAppiumをインストールします。
> npm install -g appium
これで完了です。何とも簡単ですね。
Appiumのインストール確認
インストール後にコマンドプロンプトから以下を入力してバージョンが表示されれば完了です。
> appium -v
0.13.0
まとめ
環境作成は何とも簡単でした。
しかし実際にどう動かせばよいのか?
そのあたりは次回、サンプルソースをもとに検証していってみたいと思います。
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